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木材用語集

​あ行

赤味

木材の芯に近い部分材。淡赤色または色の濃い部分。

 

板目

板の木目が平行に通らず、山形や不規則な波形をしているもの。

 

生き節

養分が通って周囲の木材質と一体化していた節。削れば艶が出る。

 

入り皮

木目に樹皮が入り込んでいる状態。

 

浮造り

木の板や柱の表面の軟質部をブラシ上の工具でこすり、木の硬質部を浮き出させる技法。

 

縁甲板

日本の伝統的な家屋の廊下や壁などに使用される和風の床用木材、フローリング材。

か行

含水率

乾燥しきった木材の重さ(全乾重量)に対する水分量の割合で表される指標。

 

間伐材

森林の成長に応じて樹木の一部を伐採し、過密となった林内密度を調整する作業。

 

鴨居

柱間の上下に水平に取り付け、襖や障子などの建具をはめ込む枠のうち上部にあたる部材。

 

木取り

大形の木材から必要な寸法の材を切り取る事。

 

源平

板材において赤身と白太が混ざり合ったもの。

 

化粧合板

表面に突板を貼り付けたり、塗装等の加工を行った合板。建築物の内装や家具等の外装に主に美観目的で使用されている。

 

広葉樹

葉が広く平たい樹木。サクラやケヤキ、ブナなど。

 

小口

木材の切り口。断面。

 

石(こく)

材木を計る単位。1石は約0.28㎥。

​さ行

逆目

木材の繊維方向(木目)が逆さになっていること。木材を削る際、木目に逆らって削る事。表目がバサバサでささくれや欠けが生じる。

 

笹杢

杉の大径木にみられ、笹の葉が折り重なった様な先の尖ったギザギザ模様の杢。

 

敷居

柱間の上下に水平に取り付け、襖や障子などの建具をはめ込む枠のうち下部にあたる部材。

 

白太(しらた)

木の一番若い部分。白太は木の幹の一番外側にある部分。樹皮に近い周辺部にあり「心材」い比べて淡い色をしている。

 

死に節

枯れた枝によって生じた木材の節で、光沢がなく黒ずんでいて抜けやすい特徴がある。死に節がある木材は外観が悪く、材の強度も弱くなる。

 

針葉樹

葉が針の様に細長く堅い樹木。マツやスギなど。

 

集成材

小角材(ラミナ)を接着して成型する木質材料。主に建材、テーブルの天板などの家具材として用いられる。

 

心材

樹心周囲の色の濃い部分のこと。樹脂が多く水分が少ない、強度、耐久性に優れている。

 

積層材

単板の様な薄めの挽板を数多く重ね合わせ、接着成形した木材。

たい関連情報を必ず含めるようにしましょう。

​た行

単板

木材を薄くスライスしたもの。

垂木(たるき)

屋根の一番高い軒木から桁にかけて、斜めに取り付けられる部材。屋根を支える部材。

大径木

原木丸太の末口が径40~60cm以上の材。

胴縁

柱や梁などの構造部材に羽目板やボード類、波形鉄板などを取り付けるための下地材。風圧力や地震に耐えるために必要な部材。

突板

無垢材や天然木をシート状に薄くスライスした板のこと。

な行

南洋材

熱帯地域で産出される木材。日本はマレーシア、インドネシアを中心に輸入している。

 

抜け節

死節が抜け落ちてしまった箇所のこと。

 

年輪

1年で成長する部分。木が成長する過程で毎年色の濃い部分がつくもので、季節や自然環境によって形成される。

は行

挽板(ひきいた)

木材を2~3㎜の板状に切り出したもの。

 

剥ぎ板

巾の広い板にする加工法で、板の側面と側面を削り、複数の板を貼り合わせて大きな1枚の板にする接合方法。

 

本実加工

床板や壁材を繋ぎ合わせる方法。板同士が接する箇所に一方を凹、片方を凸に加工したもの。

ま行

柾目

樹心に平行して真っすぐな木目。

 

無垢材

1本の丸太から切り出した木材。材種に関係なく天然の木材。

 

無節

節が一つもなく、木目が綺麗に出ている木材。

 

銘木

木材や板材のうち、希少な杢があるものや、材種自体に希少価値のあるものを指す。

 

杢目

材木から切り出した木材の模様のこと。年輪や複雑な模様のことを指す。

や行

ヤニ筋

樹木の一部に樹脂が線状にたまった部分

UV塗装

紫外線を照射することによって硬化するUVハードコート塗料を用いて行う塗装方法のこと

ら行

乱尺

木の板材などで、長さが一定でなく、色々な長さのあること

わ行

割れ

無垢材、フリッジなどが乾燥途中に長手方向に亀裂が入ってしまうこと

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